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Torino トリノ


どこか物静かで落ち着いた雰囲気の感じられる街。北イタリア・ピエモンテの州都トリノ。この街には、2000年以上に及ぶ歴史の中で培われてきた貴族の"誇り"や"気高さ"が根付いています。

トリノの街が誕生したのは、なんと紀元前3世紀。現在もトリノを流れるポー川沿いにタウリーネ(Taurine)族が住み始めた時期だと言われています。

そして紀元前28年頃、後にローマ帝国の一部となったこの地は、初代ローマ皇帝オッタビアーノ・アウグストの名にちなんで「アウグスタ・タウリノルム(Augusta Taurinorum)」と命名されました。この"タウリノルム"という名が、現在の"トリノ"という街の名前に由来しているようです。

さらに10世紀頃からは、サヴォイア家の貴族がトリノを拠点に北イタリア周辺を統治し始めるようになります。その後、現在のピエモンテ州やスイス・ジュネーブ、フランス・ニースなどを含めたサヴォイア公国が成立。

18世紀のサルデーニャ島を含めたサルデーニャ王国となった時代を経て、1861年に国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世がイタリアを統一。トリノは、イタリア王国で最初の首都となりました。

そんな歴史を歩んだトリノの街には、サヴォイア家の都市計画によって建設された宮殿や城、そして華やかな建物群が今でも残されています。16世紀末頃から建てられた王宮は、1997年に『サヴォイア王家の王宮群』として世界遺産に登録されました。

さらにトリノを象徴する建築物と言えば、モーレ・アントネッリアーナ(Mole Antonelliana)。当初はシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂)として1863年に建設が始まり、1889年に完成。高さ167.5mを誇るこの街のシンボルは現在、国立映画博物館として使用され、世界で一番高い博物館として世界中から観光客が訪れる場となっています。

またトリノは、イタリア第2の工業都市としても有名です。この街の産業を引っ張ってきたフィアット社(FIAT)は、1899年の創業から自動車工業を中心に発展を遂げ、イタリア国内でも最大級の企業となりました。トリノには自動車博物館も存在しており、FIATの歴史を存分に知ることが出来ます。

そんなFIATを創業したアニェッリ一族の子孫、アンドレア・アニェッリ氏が現在会長を務めているのが、イタリアサッカーを牽引するユヴェントスだ。クラブは120年以上の歴史を誇り、2011年には国内初の占有(サッカー専用)スタジアムを建設しました。チームの歴史を紐解くミュージアムや巨大なオフィシャルストア、そして大型ショッピングセンターが隣接しており、日々多くの人で賑わっています。

そして、忘れてはいけないのが食文化。海に面していないトリノを含むピエモンテ州は、美味しい肉料理が豊富です。牛肉や豚肉だけでなく、うさぎ、イノシシ、子ひつじなど様々な種類の肉が揃い、生で食べられるほど新鮮なお肉が味わえます。

さらに、ピエモンテに来たらぜひ食べてほしいのがチョコレートです。特に100年以上の歴史を持つ「ジャンドゥイオット」は、カカオにヘーゼルナッツペーストを混ぜたチョコレート菓子で、トリノの菓子メーカー「カファレル」が考案したもの。今ではイタリア全土で味わえる国を代表するチョコレートと言えます。

またトリノの伝統的なドリンク「ビチェリン」も見逃せません。エスプレッソ・ホットチョコレート・牛乳から作られたドリンクはぜひ味わってもらいたい逸品です。

そして、トリノがあるピエモンテ州はスローフード(地産地消)運動発祥の地でもあり、地元の新鮮な食材や伝統的な食事、健康に気を使ったこだわりのレストランが数多く存在します。トリノから程近い小さな町には、ワインの産地で有名なバローロやバルバレスコ、トリュフの産地アルバなどがあり、食の宝庫としても注目を集めています。

ミラノからは特急電車で1時間。"貴族の街"の雰囲気が色濃く残るトリノを満喫し、そこからワインを巡る小旅行に出掛けてみてはいかがでしょうか。

Torino トリノ

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