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Naviglio ナヴィリオ


イタリア語で「運河」という意味の“Naviglio”。

​海に面していないミラノには、輸送手段や畑の灌漑(「かんがい」水を引いて農地を潤すこと)のために、かつて多くの人工運河が流れていました。ミラノに流れる運河は、ヨーロッパの中でも古い歴史を持っており、その建設にはあのレオナルド・ダ・ヴィンチも加わったと言われています。

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人々の生活に必要な食材や物品だけでなく、ドゥオーモの建設に使われた大理石もこの運河を使って運ばれていました。イタリア最長の「ポー川」、スイスにまたがりイタリアで2番目に大きな「マッジョーレ湖」、そして3番目に大きな「コモ湖」、近隣都市の「パヴィア」と、各地へ繋がる重要な役割を担っていたようです。

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しかし交通の発達により、今ではそのほとんどが埋め立てられてしまいました。現在はマルセサナ、グランデ、パヴェーゼという3つの人工運河(ロンバルディア州には5つ)が、今もなお昔の面影を残しながらミラノの街を流れています。

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その中でも、近年ミラノの若者や観光客に人気のスポットが、ナヴィリオ地区と呼ばれるグランデとパヴェーゼの流れるエリア。

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“ダルセナ”と呼ばれるグランデとパヴェーゼを結ぶかつての船着場は、2015年、ミラノEXPOに向けて再開発が行われました。川沿いは整備されて遊歩道となり、市場やBAR(バール)なども隣接。美しい景色を見ながら散歩をしたり、若者たちが集まって、ビール片手に友達とのおしゃべりを楽しむ新たな憩いの場となっています。

また、1950年代まで多くの女性たちが衣類を洗っていた昔の洗濯場や、今もなお使われ続けている古い水門など、歴史的な場所が数多く残っているのも興味深いところです。

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また2つの運河沿いには、アペリティーボやミラノ料理を味わうことができるレストラン、そしてゆったりと寛げるバールがずらりと並んでいますが、それだけではありません。個性豊かな雑貨屋やモードなセレクトショップ、古本・古着・アンティーク雑貨のお店に小さなギャラリー、オシャレな床屋さんなど、多種多様に富んでいます。運河沿いを散歩しながら、お気に入りのお店を見つけてみるのもナヴィリオ観光の楽しみのひとつです。

また、ナヴィリオ・グランデでは、毎月最終日曜日に大規模なアンティーク市が開催されています。他にも、4月・10月の第1日曜日には「Fiori e Sapori」という"花と味覚"のマーケットも開かれるなど、イベントも多いこの地区。イタリア人もたくさん集まる賑やかで、景色も美しい場所なので、ご旅行の際にはぜひ足を運んでいただきたいと思います!

Naviglio Grande ナヴィリオ・グランデ

住所:Alzaia Naviglio Grande , 20144 アクセス:P.TA Genova FS ポルタジェノバ駅 (地下鉄緑線)から徒歩5分

HP(ナヴィリオグランデ)FacebookInstagram

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Naviglio Pavese ナヴィリオ・パヴェーゼ

住所:Alzaia Naviglio Pavese , 20143 アクセス:P.TA Genova FS ポルタジェノバ駅 (地下鉄緑線)から徒歩10分

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