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Milano ミラノ


北イタリアに位置するロンバルディア州の州都、ミラノ。 イタリアの中でも経済、金融の中心地とされ、首都ローマに次ぐイタリアの主要都市です。

そんなミラノを歩いていると、築20年〜30年はもちろん、中には50年〜100年以上の築年数のものまで、それぞれの地区に、その歴史を感じさせる住宅が立ち並んでいます。修復やリフォームを繰り返して大事に使い続けられている住宅街の中には、時折ひっそりとたたずむ教会や歴史的な建築物も目にすることができます。​

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そうかと思えば、突然近代的なビルやアートが現れたり、街の雰囲気がガラッと変わったり、意外な出会いや発見をすることができるミラノの街。小さな街なので、観光の際には歩いて回るのもオススメです。

では、ミラノの街にはどんな歴史があるのでしょうか。

中世〜ルネサンス期にかけては、ヴィスコンティ家とスフォルツァ家という貴族によって支配される時代となりました。フランチェスコ・スフォルツァによって建築されたスフォルツェスコ城は現在、市立博物館として公開され、ミケランジェロ最後の作品『ロンダニーニのピエタ』が展示されています。

スフォルチェスコ城を抜けると、そのままセンピオーネ公園に入ることができます。ミラノ市内最大のこの公園は、人々が散歩やピクニックを楽しむ憩いの場となっています。

​​ また、ルドビコ・スフォルツァはレオナルド・ダ・ヴィンチなどの著名な芸術家をミラノに呼び、学芸の発展に力を入れていました。世界的にも有名な『最後の晩餐』は、ダ・ヴィンチがミラノにいる間、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁画に描いたもので、今では世界遺産に登録されています。  → Cenacolo Vinciano レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』

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その後、ミラノを征服していたナポレオンの命により完成したのが、ミラノを象徴する大聖堂、ドゥオーモです。なんと着工したのは1386年。度重なる戦争で中断されながら、約500年の時を経て、1813年にようやく完成しました。世界最大級のゴシック建築として知られています。  → Duomo di Milano ミラノ ドゥオーモ

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ドゥオーモとスカラ座を結ぶように建築された巨大なアーケードはガッレリアと呼ばれ、イタリアを統一に導き、イタリア王国の初代国王であるヴィットリオ・エマヌエーレ2世の名が付けられています。中央の十字部分は大きなガラスのドームで覆われており、その下にはフレスコ画、床にはモザイクタイルと、建物すべてが芸術作品のようです。  → Galleria Vittorio Emanuele II ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

ドゥオーモからガッレリアを抜けた先に見えるのは、イタリアオペラ界の最高峰と称されるスカラ座。実は現在の建物は2代目で、1778年、サンタ・マリア・アッラ・スカラ教会の跡地に建てられたことからこの名前が付きました。

他にはどんなイメージがあるでしょう?

ミラノと言えば、ファッションの最先端。ドゥオーモに程近いモンテナポレオーネ通りやスピガ通りは、多くのブランド店が軒を連ねるブランド街です。

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また、年に2回のファッションウィークでは、ミラノ・コレクションが開催されています。様々なブランドやデザイナーが最新作を披露し、流行が発信される場として、ファッション業界から注目されるイベントとなっています。

さらに、毎年4月に行われるミラノ・サローネ(家具やインテリアの見本市)には、世界各国からデザイン家具やインテリアブランドが多く出店し、ミラノ・デザインウィークとして人気を博しています。日本の大手企業も出店するなど、日本でも注目度の高いイベントです。

スポーツといえば、やはりカルチョ(サッカー)が大人気。ミラノを象徴するクラブ、ミランとインテルには、近年日本人選手が所属したことで、日本からも多くのサポーターが観戦に訪れるようになりました。そんなミラノの2チームが本拠地としているスタジアムが、このサン・シーロ。正式名称はスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで、両チームに所属していた名選手ジュゼッペ・メアッツァにちなんでその名が付けられました。約8万人を収容するスタジアムは螺旋状の柱と赤い屋根部分が特徴的です。

最後は、これぞイタリア! と言っても過言ではない食文化でしょうか。

ミラノの郷土料理といえば、コトレッタ(ミラノ風カツレツ)やサフランの入った黄金色のリゾット(ミラノ風リゾット)が有名です。

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またミラノでは、各地方の郷土料理や世界各国の料理を楽しむことができます。

例えば、今、日本食レストランは流行に敏感なミラネーゼ(ミラノに住む人たち:本来の意味は"ミラノ出身の人")に大人気。ベジタリアンやビーガンも多いこの街では、寿司などの日本食が、健康的で美味しい食べ物として受け入れられているようです。

そんなミラネーゼの言葉を借りれば… 「ミラノは、“とてもインターナショナルで、誰にでも開かれた街”」

イタリア人は自分の生まれ育った街が大好きで、特に"食"に関しては意外と保守的。自分の街の文化や郷土料理をこよなく愛する人たちなのです。しかし、ミラノはまた少し違います。様々な国の人たちが生活し、新しい文化やトレンドがどんどん入ってきます。そんな環境は彼らにとって当たり前なのでしょう。もちろんミラネーゼはミラノのことを愛し、誇りに思っています。とはいえ、他国の人のこともまた尊重し、異なる意見や文化を受け入れることができる、とてもオープンな街なのです。

街を歩きながら、観光名所を訪れながら、買い物をしながら、食事をしながら… “古き良き歴史と新しい文化が共存する”様々な顔を持ったミラノの雰囲気を存分に感じことができるはずです。

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